クロス圧延機の説明

クロス圧延機は、線コイル材料から、連続的に巾方向へ圧延加工を行うことにより、線から板へ、板から幅広板へ加工することが出来ます。
従来の機械では、短尺材料しか作ることが出来ませんでしたが、クロス圧延機により、長尺コイルを作ることが出来るようになりました。

クロス圧延材料の特徴として、金属組織が、巾方向と、長さ方向での差が少なく、均一な組織の材料を作ることが出来ます。

詳しい内容はココに掲載してあります。

クロス圧延機の種類
線クロス圧延機
線コイル材料から、板コイル材料に加工します。
レシプロ方式で、反復運動しながら加工します。
φ4.0〜φ15くらいの材料から、最大幅40mmまで幅方向へ圧延加工します。
遊星クロス圧延機
板コイルから幅広板コイルに、幅方向へ加工します。
遊星ロールが回転運動することで、幅方向へ加工します。レシプロ方式より加工スピードが速いのが特徴です。
板クロス圧延機
遊星クロス圧延と同じですが、レシプロ運動することにより加工します。
熱間クロス圧延機
熱間で線コイルを幅方向へ加工します。

クロス圧延加工の加工ライン
この母材は、ステンレスの熱間圧延材料を焼鈍、酸洗した物です。
寸法は、φ10×50kgコイル
最初にレベラーを通り、巻きくせを直します。
ピンチローラーで、バックテンションをかけます。
入り口、機械の構造上加工している所は見えません。
出口、板コイルとなって出てきます。
最後に、ドラムに巻かれます。
このような工程で、連続的に長尺コイルを、巾方向に圧延加工していきます。

表面はロールマークが若干付いてしまうので、仕上げとして、長手方向へ通常のロール圧延加工を行います。


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