冷間圧延　コイル　箔

 

弊社のコイル材料の圧延設備は、3.0mmから0.03mmまでという幅広い厚さに対応可能です。お客様の多様なニーズに対応するために、我々は様々な圧延設備を保有しております。ハステロイ、チタン合金、高張力鋼などの硬質合金に対応する超硬ロール、少量生産にも適応できる小型圧延機、仕上げの硬度を調整可能な連続光輝焼鈍炉、そしてスリッター加工など、お客様のご要望に合わせた最適な設備で生産いたします。

12H圧延機は0.03mm程度までの「箔」の生産に使用します。
品質に優れた箔を生産するため装置は簡易クリーンルームに設置してあります。
装置にはコイル全長に渡って長さ測定をする接触式の厚み計、平坦度を調整する油圧式ロールベンド機能やロールクラウン機能があります。
H30．4〜つや消し表面に対応するダルロールによる圧延加工に対応しました。

 

加工範囲：厚み0.3mm〜0.03mm　最大幅130mm

【D60 4H圧延機の特徴】
D60 4H圧延機は、厚みが2.0〜0.05mm程度までの生産に使用されます。この張力圧延機は、材料にテンションを掛けながら伸ばしていくため、平坦度にすぐれています。また、装置には接触式の厚み計が装備され、コイル全長に渡って厚みを測定しプロットすることが可能です。

 

強度の高い材料を圧延する場合は、ハイテン（高張力鋼）、ハステロイ、ステンレスのEX材などがあります。そのため、超硬製のロールを使用することができます。また、ダルロールによる圧延加工が可能になり、つや消し表面に対応することができます。

 

【加工範囲】
D60 4H圧延機の加工範囲は、厚みが2.0mm〜0.05mmで、最大幅は130mmです。

【D130 4H圧延機の特徴】
D130 4H圧延機は、厚みが2.0〜0.1mm程度までの生産に使用されます。この張力圧延機は、材料にテンションを掛けながら伸ばしていくため、平坦度にすぐれています。また、D130圧延機には、潤滑油タンクが2種類あり、切替バルブで2種類の潤滑油を使用することができます。ステンレスやニッケル合金用の潤滑油タンクと、アルミニウム系の材料用の潤滑油タンクに切り替えることができます。これにより、アルミ系の材料を圧延する際に潤滑油にアルミ粉が混入し、コンタミ発生の原因となることを防止することができます。

 

【加工範囲】
D130 4H圧延機の加工範囲は、厚みが2.0mm〜0.1mmで、最大幅は260mmです。

【D50 4H圧延機の特徴】
D50 4H圧延機は、厚みが1.0〜0.03mm程度までの研究開発や試作用の少量の生産に使用されます。この圧延機は、数kg程度の少量しか生産できませんが、温間圧延機能や超硬ロールによる硬合金の加工など、様々な用途に対応できる圧延装置です。

 

【加工範囲】
D50 4H圧延機の加工範囲は、厚みが1.0mm〜0.03mmで、最大幅は60mmです。

【連続光輝焼鈍処理によるBA仕上げ】
当社では、連続光輝焼鈍処理を用いたBA仕上げを提供しています。この方法は、雰囲気ガス中でテンションを張った状態で焼鈍処理を行うため、薄い材料でもカーリングや挫屈、溶着が発生せず、平坦度も改善される特徴があります。また、炉内の温度や材料の送り速度を調整することで、材料の硬度をコントロールすることが可能です。

 

当社のBA仕上げでは、以下の仕様に対応しています。

 

・SP（ソフトプレス）仕上げ
・1/4H、1/2H、3/4H、H、EH（エキストラハード）の硬度指定
・Hv（ビッカース）での硬度指定（公差：±15以内）

 

お客様の要望に合わせて、最適なBA仕上げをご提供いたします。

コイル材料を厚み：3.0mm〜0.03mmまでの範囲で自由自在に仕上げることができます。インチサイズなど特殊な厚みにも対応できます。

 

UVB社製の接触式厚み計にて、コイル全長の寸法を測定することができます。測定機の精度は0.5μ、データーはPDFファイルでの出力が可能です。

 

エッチング処理に対応できるように、TA処理（テンションアニール）仕上げができます。300-400℃の温度で張力を張りながら連続炉を通過させることで、硬度を落とさずに平坦度を改善することができます。

 

圧延加工と連続光輝焼鈍処理を組み合わせることで、ご指定の硬度に仕上げることができます。「ちょっとだけ硬度を下げて」みたいな要求にも対応できます。

 

弊社の装置には少量でも加工できるよう工夫してます。たとえコピー用紙A4サイズ程度の材料からでも、張力圧延をすることが可能です。シート１枚からでもよろこんで圧延加工を承ります。

 

弊社の圧延装置の加工油タンクは２系統に分かれています。ステンレスなどニッケル合金用とアルミ系の材料で、圧延油を分けることでコンタミを防止しています。とくにアルミニウムには気をつけています。

 

金属材料を指定の幅に切断します。プレス用の材料を金型の幅に合わせて切断したり、リボンのように細幅に切断することもできます。

 

高強度材料から軟質な材料まで対応できます。基本的になんでもチャレンジいたします！
純　金　属　　 ニッケル　チタン　アルミニウム　銅　モリブデン　ニオブ　etc
ステンレス　　　SUS304　316L　410　430　420J2　etc
低膨張合金　36インバー（FN-36）　42アロイ（42Ni）　コバール（Kovar）
磁性合金　　　パーマロイ（PC）（PB）　SYO磁性軟鉄　珪素鋼
抵抗合金　　　コンスタンタン’CN49）　ニクロム（NCH）
耐熱合金　　　インコネル（I-601）　ハステロイ（H-X）　SUH660　ナイモニック
耐蝕合金　　　インコロイ（I-825）　ハステロイ（HC276）（HC-22）　

QAチームによる徹底した品質管理体制で製造しております。
ISO9001：2015　No,QAIC/JP/0546-B

株式会社日本クロス圧延
千葉県茂原市茂原697
ＴＥＬ0475-22-4151
FAX0475-25-2338
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