日刊工業新聞    1999/07/01

独創的研究育成事業課題に265件科学事業団が選定

科学技術振興事業団は30日、独創的研究育成事業の課題265件を選定したと発表した。
大学や国公立研究機関の研究成果を工業化する一般型が「高機能電極システムの開発」(北斗電工)「難加工性金属間化合物の箔化や部材化技術」(日本クロス圧延)など200件。
社会的に重要な新技術の開発を目的とした注目発明の工業化は「液体流量計における気泡除去方法」(東京計装)「新規アルキル化の試薬のカートリッジ化」(森田科学工業)など65件。
この事業は大学や国公立研究機関などの研究成果を、研究者と共に新技術コンセプト、試作モデルまで育て上げるもの。今回、959件の応募の中から選んだ。中堅中小企業からの応募が相次ぎ、経済停滞の中、企業の製品開発意慾は依然として根強いことをうかがわせた。