電話でのお問合せはこちらへ/TEL.0475-23-5299/FAX.0475-25-2338

吸気用集じんフィルター関連作業

吸気用集じんフィルターについて

吸気ダクトの内部にあるプレフィルターの交換作業ができます。
フィルターは目のサイズや、厚みなど様々な種類があり、最適な選択をいたします。
弊社の取り扱うフィルターは、0.3μの微粒子まで除去できますので、花粉やPM2.5対策に効果的です。

プレフィルターのポイント

POINT.1省エネ対策に
プレフィルターを定期交換することで、空気の抵抗が減少し流量が増えるので、エアコン効率が改善します。そのため電気料金が節約できます。

POINT.2アレルギー対策に
マンションやオフィスビルの吸気口にプレフィルターを取り付けることで、スギ花粉(30-40μ)ヒノキ花粉(25-35μ)の室内への流入を防ぐことができます。※1

POINT.3PM2.5対応!
呼吸器の奥深くまで入り込みやすいことなどから、人への健康影響が懸念されているPM2.5(2.5μ以下の粒子)ですが、プレフィルターは、0.3μまでの微粒子を除去することが可能です。※1

POINT.4各種サイズに対応!
お客さまの取付サイズに切断しますので、ほぼ全ての空調装置にも対応できます。
吸気用プレフィルターは、使用される環境によってさまざまなサイズのものがありますが、どのようなサイズでもご対応いたします。

POINT.5新規の取付工事いたします
使用される環境に応じて最適なプレフィルターをご提案します。
吸気の風量によって最適な厚み、面積のプレフィルターを選定して取り付けをいたします。
それにより効率のよい吸気が可能になります。

※1 HAPA フィルタ測定法は、JIS B 9927に規定されています。

アレルギーは大丈夫?

吸気フィルターには様々なゴミが付着します。
その中でも、鳥の羽根や害虫など、アレルギーの発生源になる物質も多いのが事実です。
健康の面からも定期的なプレフィルターの交換をご提案いたします。

交換の前後

プレフィルターの交換前と交換後の写真です。
半年でこんなにゴミが詰まってしまいます。
こうなると、建物内の換気効率も落ちてしまいます、またファンにも負荷がかかり多くの電気を消費するようになります。

さまざまなサイズに対応できます

さまざまなサイズのプレフィルターの取り付けやメンテナンスに対応できます。
吸気ファンの風量に最適な面積のプレフィルターを取り付けることで、最大限の性能を発揮しクリーンな空間を維持できます。

防虫網について

防虫網にも落ち葉や羽など、大量にゴミが付着しますので綺麗に掃除いたします。
また、防虫網は破損しているケースも多いため、修繕等の作業も可能です。

資料

PM2.5とは
環境省による第6回環境影響評価法に基づく基本的事項に関する技術検討委員会資料4-2によれば、 「PM2.5とは、大気中に浮遊する粒子状物質のうちでも特に粒径の小さいものをいう(粒径 2.5μm以下の微小粒子状物質)。PM2.5については、呼吸器の奥深くまで入り込みやすいことなどから、人への健康影響が懸念されており、欧米諸国では、独立の項目として環境目標値を設定。日本においても、このような状況を踏まえ、中央環境審議会における審議を経て、平成21年9月、PM2.5に係る環境基準を告示。」とあり、環境基準値については「年間平均値を15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。」とされています。
(引用)第6回環境影響評価法に基づく基本的事項等に関する技術検討委員会資料4-2
発生源は?
浮遊粒子状物質であるSPM*やPM2.5の生成にはガス状のVOC*,NOx,SOx*そしてO3が密接に関係しています。どこから発生するかで見ると、自然起源と人為起源に分類されます。黄砂や、火山排出物などの自然起源の粒子にはPM2.5よりも大きな粒径のものが多く含まれています。また発生源から直接、粒子として排出される一次生成粒子と大気中で反応して粒子化する二次生成粒子とに分けられます。とくに健康への影響が大きいPM2.5はVOC,NOx,SOxが化学反応を経由して二次的にも発生することが知られています。
(出典)国立環境研究所 環境儀 *SPM:Suspended particulate matter(浮遊粒状物質で粒子径10μm以下) VOC:Volatile organic compounds(揮発性有機化合物) NOx:窒素酸化物 SOx:硫黄酸化物
浮遊粉じん粒度分布
大気中に浮遊する粒子状物質の粒度分布は季節・地域により異なりますが、一般的には図のように微小粒子領域と粗大粒子領域にピークを持つ分布になります。右図モデルによれば、PM2.5の対象とする領域では0.5μm付近にピークが存在していることになります。
(出典)環境省 微小粒子状物質曝露影響調査報告書(平成13~18年度の平均値
エアフィルタの選定について
PM2.5のフィルタ捕集率は、<浮遊粉じん粒度分布(モデル)>と<フィルタの粒径別捕集率>を用いて計算により求めることができます。現在、JACA(公益社団法人 日本空気清浄協会)においてPM2.5小委員会を設置しPM2.5に対するフィルタ捕集率の計算方法を検討しています。※1
環境基準の「年間平均値を15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。」を安定的に満たすためにはより効率の高いフィルタを用いる必要があります。プレフィルタ(サラン、ロングライフ、マット)や旧JIS比色法65%クラスのフィルタでは JISB9908:2011形式2による0.3~0.5μm粒子の初期捕集率(計数法)は、いずれも25%以下になります。一方、旧JIS比色法の95%、90%以上のフィルタでは同様の方法で測定すると初期から50%以上となります。以上より、弊社としては旧JIS比色法90%以上を推奨します。
特に外気一次処理に関しては高性能タイプが好適ですが、PM2.5は外気取り入れ時以外にも人、モノの出入りにより室内に流入します。室内に流入したPM2.5を除去するためには、還気用フィルタおよび パッケージエアコンなどのフィルタに関しても性能の高いフィルタを使用するとより効果的です。
※1 JACA機関紙 2013年 第51巻 第2号 47ページ

施設の清掃・メンテナンスのお問い合わせはこちらへ

電話でのお問合せはこちらへ/TEL.0475-23-5299/FAX.0475-25-2338