液面センサーコントローラーのご案内

フロートセンサーからの入力を制御し、ポンプやソレノイドバルブの開閉をコントロールする制御盤を製作しております。
液面を測定するセンサーには、使用環境やご要望に応じてフロートセンサーや超音波センサーなどを選択可能です。制御方法も、液面の上限のみを検知するシンプルな方式から、上下限の両方を検出して制御する複雑な方式まで幅広く対応いたします。
出力方式についても、用途に合わせて柔軟に選択可能です。例えば、エアーバルブによる開閉制御、ポンプ用モーター出力による機器の駆動など、多様なシステムに対応いたします。
製品仕様・応用例
掲載の写真は2系統制御タイプの例です。同一サイズ(400×300mm)の制御ボックス内に、最大で2系統までの構成が可能です。
また、食品工場向けにはステンレス製キャビネットにも対応しております。
写真の例では、2系統のコントローラーに加え、撹拌用モーターを制御するためのインバーターもパッケージングしています。
お客様の多様なニーズに柔軟に対応可能です。液面管理や液量制御についてのご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
液面センサーの用途

1. 機器の自動制御(ON/OFF)
洗濯機・お風呂: 設定した水位で自動的に水を止める。
排水ポンプ: 水が溜まったら自動で排出する。
2. 安全確保・トラブル防止
あふれ防止(オーバーフロー): タンクから液体が漏れ出すのを防ぐ。
空運転防止: 液体がない状態でポンプが動いて故障するのを防ぐ。
防災: 河川の水位を監視し、氾濫を警戒する。
3. 残量・在庫の管理
自動車: ガソリンやオイルの残量をメーターに表示する。
工場: タンク内の原料の減り具合を監視し、補充のタイミングを知る。
液面センサーの種類と用途

接触式センサー(液体に触れて検知)
液体の中にセンサー部を入れて測定する、最も一般的で確実なタイプです。
@ フロート式(浮き)
液面の上下に合わせて「浮き(フロート)」が動くことで検知します。
原理: 浮力と磁石(リードスイッチ)を利用。
メリット: 安価、構造が単純で故障診断がしやすい、電源不要なものが多い。
デメリット: 可動部があるため、粘度の高い液体やゴミの多い液体では固着して動かなくなることがある。
A 電極式
水の中に電気を通す棒(電極)を垂らし、水が触れて通電したかどうかで検知します。
原理: 液体の導電性を利用。
メリット: 構造がシンプル、多点検知(満水・減水など)が1台で可能。
デメリット: 電気を通さない液体(油など)には使えない。 電極が腐食したり汚れが付着すると誤作動する。
B 静電容量式
センサーとタンク壁面(またはアース電極)との間の静電容量の変化を捉えます。
原理: 空気と液体の誘電率の差を利用。
メリット: 水だけでなく、油や粉体(粉)も検知可能。 感度調整により泡の影響を受けにくくできる。
デメリット: 付着性の高い液体(マヨネーズ状のものなど)だと、液面が下がってもセンサーに残った液体で誤検知する場合がある。
C 圧力式(投込式)
タンクの底にセンサーを沈め、そこにかかる水圧で深さを測ります。
原理: 水深と圧力の比例関係を利用。
メリット: タンクの上から吊るすだけで設置できるため、深い井戸やダムなどで有効。
デメリット: 比重が変わる液体や、沈殿物が多い場所には向かない。
非接触式センサー(液体に触れずに検知)
タンクの上部から波を出し、液面で反射して戻ってくる時間を計測します。腐食性の高い液体や、衛生面が重視される食品などで好まれます。
D 超音波式
原理: 音波の反射時間。
メリット: 非接触なので衛生的、メンテナンスが楽。
デメリット: 蒸気、泡、波立ちがあると乱反射して測定できないことがある。
E 電波式(レーダー/マイクロ波)
原理: 電磁波の反射時間。
メリット: 超音波よりも環境変化(温度、ガス、蒸気)に強い。真空環境でも使用可能。
デメリット: 比較的高価。
3. その他の方式
F 光学式
プリズムに光を当て、液体に触れている時と触れていない時の屈折率の違いを利用します。
用途: 機器組み込み用の小型センサーや、液漏れ検知センサーとしてよく使われます。
特徴: 非常にコンパクトですが、汚れに弱いです。
G 振動式
音叉のような振動子が振動しており、液体に触れて振動が止まる(または周波数が変わる)ことを検知します。
用途: タンクのオーバーフロー防止など。
特徴: 調整不要で導入しやすいですが、固着する液体には向きません。
お問い合わせ
房総電気制御盤製作所
千葉県茂原市高師845-30日建茂原102
TEL:050-5470-7356 IP電話
FAX:0475-24-9620
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携帯:090-7383-1970