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矯正加工とは
熱処理や残留応力によって、曲がってしまった材料(金属の板や丸棒、フラットバー)の曲がりを矯正する作業です。
板材などはレベラーロールというロールを通して、歪を修正するレベラー矯正が適しています、レベラー矯正が出来ないような厚板や強度がある材料は、プレスを使用して矯正します。
フラットバーなどはレベラーロールと定盤を使用した手作業での矯正作業があります。熱処理による曲がりなどおおまかな矯正は、レベラーロールで矯正し、特に精度を要求される矯正作業は手作業で行なっています。
曲がり、ひずみ矯正の工程
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レベラー装置です。
最初の工程では、レベラーロールを通すことで、大きい曲がりやひずみを除去します。 |
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プレス矯正です。
レベラー矯正が出来ないような厚みのある材料や強度がある材料は、油圧プレスを使用して矯正します。
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手作業での矯正に使用する定盤です。
熟練した技術が必要ですが、1000mm/0.1mmまでの矯正ができます。 |
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熱処理で曲げてしまった材料です。
このような状態になっても、修正することが可能です。
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酸化皮膜除去について
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弊社では酸化皮膜の除去作業ができます。
バー材専用のサンドブラスト装置で、上下から同時にメディアを吹き付けます。 |
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右が酸化皮膜が注いた状態で、左が酸化皮膜除去の処理後の状態です。
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よくあるご質問
Q、持込材料の対応は?
A、もちろん大歓迎です、それにより多鋼種の材料を曲がり修正、ひずみ矯正するノウハウがございます。
Q、最小の加工ロットは?
A、逆に少量ならば1本からでも曲がり修正、ひずみ矯正することができます。
Q、量産対応は?
A、弊社では、「少量、短納期」を掲げていますので、量産は得意ではありません。
Q、曲がり修正、ひずみ矯正できるサイズは?
A、板厚:T=0.8mm〜10.0mm 板幅:W=1.0mm〜20mm 長さ:最大4000mm
Q、直線度の精度は?
A、一般公差:JIS準拠 1.0mm/m 特殊作業:0.1mm/m
Q、丸線のレベラー切断はできますか?
A、丸線のレベラー切断は、外注加工にて対応いたします。
Q、納期について
A、材料到着から、1週間程度で出荷できます。
Q、加工に立ち会うことは出来ますか?
A、大丈夫です、お客様と品質確認しながら加工できます。
Q、品質規格は?
A、ISO9001:2008 No,QAIC/JP/0546-Bを取得しています。
対応できる鋼種
多くの鋼種の曲がり修正、ひずみ矯正に対応できます。
基本的になんでもチャレンジいたします
純 金 属 ニッケル チタン アルミニウム 銅 モリブデン ニオブ etc
ステンレス SUS304 316L 410 430 420J2 etc
低膨張合金 36インバー(FN-36) 42アロイ(42Ni) コバール(Kovar)
磁性合金 パーマロイ(PC)(PB) SYO磁性軟鉄 珪素鋼
抵抗合金 コンスタンタン’CN49) ニクロム(NCH)
耐熱合金 インコネル(I-601) ハステロイ(H-X) SUH660 ナイモニック
耐蝕合金 インコロイ(I-825) ハステロイ(HC276)(HC-22)
品質管理
QAチームによる徹底した品質管理体制で製造しております。
ISO9001:2015 No,QAIC/JP/0546-B
お問い合わせ
株式会社日本クロス圧延
千葉県茂原市茂原697
TEL:0475-22-4151
FAX:0475-25-2338
cross@atuen.com