海外展示会について

海外展示会について

弊社がはじめて海外の展示会に出展したときは特にプロモーションなんて考えなくて、とりあえず何でもいいからテーブルに展示して翻訳したカタログを拡大したパネルを展示しました。

 

ニッポンの製品なんだから楽勝でしょ!とあまりプロモーションなんて考えていませんでした。
だから作業的に会社のカタログを単純に翻訳して展示しました。

 

株式会社日本クロス圧延という社名をNIPPON CROSS ROLLING CORPORATIONと直訳しての展示です。

 

だけど展示会の開催中に気づきましたね、これではダメということが...
NIPPON CROSS ROLLING CORPORATIONという社名からは、ROLLINGという単語から金属材料メーカーであることはわかりますが、ポスターは会社案内、展示物も展示台に製品を並べるだけというありさまで、弊社のブースは閑古鳥が鳴いていました。

 

自分ののブースを客観的に見てみると、「私だったら興味をひかれないかも...」という寂しい感じでした。

 

材料メーカーと展示しても、そりゃ材料メーカーなんてどこの国にもあるし、同じような物なら日本のメーカーがでる幕なんてありません。
戦略の無い展示では、いうまでもなく成功するわけありませんよね。

 

その展示会がキッカケとなり、どうしたらもっと興味を持ってもらえる展示ができるか、真剣に考えるようになりました。
そしてたどり着いたのがブランド戦略です。
しかしブランド戦略っていっても中身はまったく分からず、手探り状態でトライ&エラーの繰り返しでした。

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